2015年09月29日更新
士業に変わった宅地建物取引士資格って何?宅地建物取引士資格試験について
宅地建物取引主任者から2015年(平成27年)4月1日より「宅地建物取引士」となった。実際に宅建たっけんと言われている学生からも人気のある資格ですが...今回士業に変わって何が変わったの?そもそも宅建ってなんだっけ?といったことを調べてみました!
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宅地建物取引士の歴史
そもそもの宅地建物取引士の歴史についておさらいしたいと思います。
①1958年(昭和33年)創設された資格である
管轄は現国土交通省である当時の建設省
創設目的:宅地建物の公正な取引が行われることを目的として創設された
当時の名称は『宅地建物取引員』
②1965年(昭和40年)に法改正に
名称変更し、当時の名称は『宅地建物取引主任者』となった
③2014年(平成26年)に
「宅地建物取引業法の一部を改正する法律」が公布
④上記により2015年(平成27年)に
「宅地建物取引士」となった。
今回の法改正と併せて、宅地建物取引士の定義や業務の明文化、信用失墜行為の禁止、知識及び能力の維持向上などの義務が追加された。
上記となっております。引用:wikipedia
すでに50年以上前からあるかなり歴史のある資格ということがわかります。 -
宅地建物取引士ってどんな仕事?
最も重要な職務として知られているのが以下ですね!
’’宅地建物取引業者は宅地又は建物の売買、交換または賃貸借の契約が成立するまでの間に
取引の相手方に対し一定の重要事項について宅地建物取引士の公証・審判による重要事項説明書の交付と説明となす義務があり
宅地建物を含む取引行為の公証・審判事務、まさにこれが宅地建物取引士の最も重要な職務である。’’
この不動産における重要事項の説明、特に知識の乏しい購入者サイドから説明を求められた時
何時でも適切な説明をなし得る態勢を整えさせ、公正な取引を成立させることに努めなければならない立場の資格ですね!
情報格差が購入者と売主で大きくある、不動産における公正な取引を成立させる重要な資格だということがわかりますね! -
宅地建物取引士って重宝されるの?
宅地建物取引士が重宝される理由としてこんな条文があります。
"宅地建物取引業者は、その事務所その他国土交通省令で定める場所ごとに、事務所等の規模、業務内容等を考慮して
国土交通省令で定める数の成年者である専任の宅地建物取引士を置かなければならない(宅地建物取引業法第31条第3項)。"
"この場合、原則として、「事務所」に関しては業務に従事する者5人に対して1人の割合で
マンションのモデルルームのような案内所等、「事務所以外の場所」で契約行為を締結する
専任の宅地建物取引士を置くべき場所[に関しては、業務に従事する者の人数に関係なく1人以上でなければならない。"
不動産事業を行う際に業務に従事するものの5人に対して1人必要な資格、、、なのでこれはすごい重宝されますよね! -
宅地建物取引士資格試験って難しいの?
http://www.foresight.jp/takken/success/08/
上記から引用します!
宅地建物取引士の試験データをみると
『10人に8人が落ちる試験』
というのがわかります。。。
これは難関、超難関、、、
しかし、70%の正解率で合格率は20%以下ってどんだけ難しいんだ、、
と思うかもしれませんが本当に難しかった、、、
あまり勉強してこなかった私だからというのもありますが、、、
というわけで今回士業として初めての資格試験になります。
受験される皆様の健闘を祈ります!
そして来年に向けて情報を集めて頑張ろうとしてる方!
頑張ってください!!!!!
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