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天井高が高いと開放感が増す
天井高が高いと開放感が増し、高級感や現代っぽさが増します。
というわけで、近年建てられる建物はだんだんと天井高が高くなっていく傾向にあります。
だったら、高い天井のほうがいいじゃない!
という声が聞こえてきそうですが、実際はそうとも言い切れないところが難しいところです。 -
天井高が高いと光熱費がかさむ
天井高が高い建物の場合、温めたり冷やしたりする対象の空気の容量が増しますので、光熱費が増えてしまいます。
光熱費が増えるだけではなく、冬場部屋が暖まりにくい、とか、夏冷房がなかなか効かないとか、そういった悩みも出てきます。 -
建設費・維持費も高くなる
当然使用する建材が増えるため、建設費も高くなります。
また、建設費だけではなく、壁紙の張替え、外壁の塗替え等のタイミングで費用かかさむことになります。 -
それではどれくらいの天井高がいいのか・・・?
住む人・間取りによって適切な天井高は変わってきます。
住む人の身長は大きく関係します。
身長が高い家庭の場合は、天井高を低くすると圧迫感を感じやすくなります。
また、間取りによっても適切な天井高は大きく左右されます。
一般的に、一つ一つの部屋が小さい場合は、天井高を高くしてもあまり開放感は増えません。
一方で、一つ一つの部屋を大きくする場合は、天井高を高くすると開放感を与える効果が大きくなります。
個人的な感覚ですが、3LDKでリビングが15畳、他の部屋が6畳程度の場合、天井高は2.7m程度でよいと思います。
3mにすると、かえって狭く感じる部屋が出てきてしまうからです。
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