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こどもの死因のトップって何!?
赤ちゃんから、小学校に入る前の5歳ぐらいまでの小さな子供たちの死亡原因の1位は何かご存知でしょうか。病死ではありません。確かに難病にかかったり、体が弱くて(赤ちゃんは抵抗力が弱い、もしくは抵抗力がない)ちょっとした病気で死んでしまったり、ということはそう多くは耳にしませんよね。正解は、というと…「不慮の事故」なんです。「不慮の事故」には交通事故も含まれるのですが、割合でいうと家庭の中での事故が交通事故よりも多いのです。お風呂場での溺死、ベランダからの転落、薬品の誤飲 etc...ニュースで良く耳にするのは上記の言葉ではないでしょうか。
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水分が1滴でもあったらご用心
大人には想像しがたいですが、お風呂場やプールで30センチぐらい(足首程度の高さ)しか水がなくても、3歳時が滑って仰向けになったら顔が浸かってしまいます。そしてなんと、幼児の力では水圧で起き上がれなかったりするのです。頭が重く起き上がるのもままならない子供だったらたった5センチほどの水深があればうつ伏せ状態で溺れてしまいます。たとえ1分間でも溺れて呼吸停止してしまうには十分な時間。水場は1秒も油断できないデンジャラスゾーンなのです。
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太ももから上は未知の世界
普段使っている机の高さ(70センチぐらい)って子供からしてみれば天井なんですよ。お家の中って子供の目線の高さからみると床の上しかまともに見えない。テーブルの下から背伸びして覗きこもうとする子供って想像できますよね。好奇心いっぱいだから上に何があるのか気になって、下から覗こうとしたり、テーブルクロスを引っ張ったり、登ったり。ベランダもですね、壁に囲まれた未知の領域ですから。登ったその先に足場がないっていうことなんて想像できません。
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お口サイズのものは置けないな
子供にとっての危機回避能力は味覚が中心。とりあえず口に入れて判断しています。赤ちゃんだととにかく口に入れたり、かじりつきたくなるし、小さい子供でも、お菓子やジュースと間違ってぽいぽい口に入れます、ここでも好奇心がアダになる。特に、指輪だったり、鍵だったり、ビール瓶の蓋だったり、キラキラしたものや、風邪薬や洗剤、化粧品などカラフルなものだったり、気軽に置いておけませんね。
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子どもと過ごす部屋は分けたい
子供の安全のためにと、小物は一切、手が届くところに置かないとか、50センチ以上の高さになるものはお家に置かない!とか。そんなの無理ですよね。とすると、子供が移動できる部屋や範囲をある程度制限して、安全性を確保するのが現実的でしょう。部屋をうまく分けて、子供が触れれる世界や情報量を減らしてあげるんです。成長するとともに少しずつ行動範囲を広げていってあげると。そういえば子供が入っちゃいけない部屋ってありましたね。入るなと言われると無性に気になって入りたがっていた記憶がありますが(笑)。
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