2015年01月22日更新
引っ越し時の修繕費を抑えよう!子供がいる家庭で気を付けたい賃貸住宅の注意点3点
賃貸住宅の場合、自然損耗や経年劣化とは別に、故意・過失に関わらず、借りている住宅に付けてしまった傷や汚れは賃借人が賠償の責任を負うことになります。そこで、赤ちゃんや乳幼児がいたずらや落書きなどで家に傷や汚れが付くのを最低限避けるために、大人が気を付けるべき注意点3点をご紹介します。
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1.床や畳にはラグやマットを敷きましょう。
床にはワックスが塗ってあるのである程度の汚れは拭いて落とすことが出来ますが、傷を付けてしまった場合は修繕や賠償などの対象になります。そこで、まずは傷を付けないように出来る限り床が露出する面を少なくするために、ラグやマットを敷くようにします。特に畳は少しの汚れでもシミが付きやすいので、畳の部屋を使用する場合は特に注意をするようにします。
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2.クロスのケアはこまめに行いましょう。
クロスを汚してしまった場合や破損してしまった場合は、それらが壁に対してどんなに狭い面積であったとしても面単位の張替えが必要になります。そのため、汚れを付けてしまった場合はシミとして跡が残らないようにこまめに拭き取るように心掛けましょう。また、万が一剥がしてしまった場合はクロスをちぎってしまうことはせず、丁寧に糊付けするようにしましょう。糊付けをキレイにすることは素人では難しいかもしれませんが、クロスの生地がなくなってしまうと張替えをしなければいけなくなってしまいます。逆を言えば、クロスの生地が残っていれば修繕の対応で済む場合がありますので、出来る限り生地をキレイに残すことを心掛けます。
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3.育児器具の設置に際し、跡が残らないように気を付けましょう。
赤ちゃん用のゲージや危険防止用の柵を設置する場合、それらが動かないようにするためには設備に固定する必要があります。しかし、場合によってはそれが原因で木部分に傷を付けたり凹ませてしまったりする可能性があるため、設置の際にはあらかじめスポンジ等の緩衝材を挟むなどして、傷が付かないような工夫をする必要があります。また、勿論ですが、ビス打ちは厳禁です。その他、畳の部屋にベビーベッドを設置することにも注意が必要です。なぜなら、重みによって畳が部分的に沈んでしまう可能性があるからです。
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まとめ
今回は修繕費にスポットをあててみましたが、インテリア・家具に目を向けるとまだまだ気をつけるべきところはありそうです。子どもはやっぱり手がかかりますね。
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