2016年03月07日更新
高齢者をターゲットにする犯罪の手口とは?いますぐ身につけておきたい防犯の知識
昨今、高齢者をターゲットにした犯罪が増えています。どういったケースがありえるのかまとめてみました。
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オレオレ詐欺
これは誰もが知っているものかと思いますが、子どもの振りをして、お金がいると持ちかけてお金をだまし取る詐欺です。最近は手口も巧妙化し弁護士や警察、被害者など色々な方が次々に電話に出てくるなどその電話だけでは本当か嘘かを見分けるのは難しいです。すぐに子どもや、頼りにできる弁護士に相談し一人で状況に対応しないようにしておくとよいでしょう。
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架空請求
見に覚えのない請求書がメールで届いたり、インターネットを使っている最中に表示されることがあります。男の方の場合、エッチなサイトを見た際の請求書だといって高額の料金を請求されることがありますが、動画を視聴した後に請求されることはありません(試聴する前にお金を払うのが基本ですので)。もしこのようなことが起きましたら無視するか、心配な場合は慌てずに、インターネットに詳しい知人に恥ずかしがらず相談するとよいでしょう。恥ずかしくて相談しにくいといったことも利用した詐欺ですから注意です。
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悪徳リフォーム
お家の無料点検や無料で耐震工事を行っているということを口実に無駄なリフォームの契約を結ばせる手口です。「この家はいますぐ手を入れないと危ないですね」「法律上、この家はいくつか修正しなければなりません。」「いま契約していただければ半額です」など言葉巧みに契約を勧められます。基本的には無料点検はしない、知らない人は家にあげない、一人で契約しないということが大事です。
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年金詐欺
年金受給者に対して、架空団体や日本国民年金協会の名を名乗り、「年金の支払いが不足しているので年金の受給がこのままだと中止になります。不足分を払ってください。」という不審な文書や電話がかかってきます。実際に背広をきたサラリーマンの方が訪問に来て不足分を払うよう勧告に来ることもあります。ここでも一人で契約や支払いをするようなことはしないで、誰かに必ず相談するようにしましょう。
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まとめ
知らない人が訪問してきた時は、受け答えを避けましょう。また大きなお金が動くときは、必ず一人で契約・支払いをせず第三者に相談してからにするよう心がけましょう。
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