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地震による死者の殆どは倒壊家屋による窒息死・圧死
阪神大震災では、死者6,400名中4,400名が窒息・圧死だったそうです。
出典
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/001/311/1toukai.kagutentou.pdf
つまりは、圧倒的に家や家具に押しつぶされる可能性が高い、ということです。 -
有効な対策は?
もちろん、家自体が倒壊してしまう危険はありますが、
家をすぐに建て替えましょう。というわけにも行きません。
まずは家具の固定から対応するのがよいでしょう。 -
重い家具は、地震の時に安定しているので安全、は嘘
重さ1kgのものと重さ100kgのものがあるとしましょう。
地震がきて、横揺れで2つの物体が横移動すると、どちらが速い速度で横移動するでしょうか?(地面との摩擦は考えないものとします。)
答えは同じ速度です。
そして、運動エネルギーは、重さ100kgのものが100倍になります。
重い家具に当たった場合、大怪我を覚悟しなければなりません。
重い家具は地震の際本当に危険です。 -
家具を固定しましょう
家具をとにかく壁に固定しましょう。
その際、突っ張り棒等はそこまで効果がないと言われています。
できれば、家の柱に金具でネジ止めする方が効果があります。
また、家具が重い場合、それだけ固定器具にも負荷がかかりますので、重い家具は避ける・重い物は捨ててしまう、といった対応がよいでしょう。
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