2016年02月01日更新
購入?賃貸?住宅ローン老後人生設計の落とし穴
家を購入するか?賃貸で済ませるか?は住宅ローンを含めた比較は人生の大きな選択となります。 若い方も、数十年後の老後を豊かに過ごすことができるか、お金が無くなってひっそりと暮らしていくかは、 今の選択が左右してしまうのです。
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60-70歳は金銭的にリスクの高い時期
例えば30年ローンを40歳の時に組む場合
完済は70歳になります。
60-70歳の間には、色々なことが実は起こりえるのです。 -
失業のリスク!
最近では、定年を迎えた後も、古参の社員を雇い続けて競争力を保とうとする企業が増えてきています。
しかし、そのような措置を取ってくれるか?措置を取ってくれたとしても、いくら報酬がもらえるのかは非常に不確定です。
最悪の場合、年金を貰えるまでの間、無収入になってしまうリスクがあります。 -
年金のリスク!
現在の年金の仕組みは60まで年金を納め、65歳から年金を受け取る仕組みになっています。
これから国の年金の運用が下ぶれると、年金を受け取れる額が下がったり、支給のタイミングが遅れたり、
ということがないとは言い切れない状況です。
年金をあてにしたローンには危険性がはらんでいます。 -
子どものリスク!
現在の日本では真面目に働いていても、失業してしまったり、非正規雇用になってしまったり、劣悪な労働環境で鬱になってしまったり、
とリスクがはらんでいます。
お子さんがそのような事態に陥らないという保証はありません。
そんな時は、親として支出をする必要が生じてしまいます。 -
詐欺のリスク!
20年後、30年後、今の判断力を維持できるでしょうか?
もし、詐欺にあってしまったら・・・
といったリスクも想定して置く必要があります。 -
バランスのとれた資産設計を
現在持っている資産・将来取得する資産について、住宅資産に偏った投資をしてしまうと、上記のようなリスクに脆弱になってしまいます。
現金(外貨含む)・株式・事業・不動産と、バランスのとれた資産形成を行い、自身の住宅については、バランスが取れる範囲内で取得するのが一番です。
不安な方は、専門家に相談することをおすすめします。
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