2015年01月22日更新
子どもの好き嫌いをなくす5つの方法
子どもの好き嫌いには主に2つのタイプがあります。1つは親(主に母親)が嫌いな料理(材料)は、子どもも概して嫌いです。 もう1つは子どもにありがちな苦手な素材。 例えば苦味のあるピーマンやくせのある味がするニンジン、エグミのあるフキやタケノコなどの春野菜、骨があって食べにくい魚、口ざわりがパサパサするグリーンピースなどがあります。 これらの嫌われ素材&料理をいかにすんなり食べてもらえるようになるか、その5つの方法をお教えします。
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1. 子どもが嫌いな料理(材料)がテーマの絵本を活用する
子どもは、好きな絵本やお話を読むと気持ちが主人公に同調します。主人公が美味しそうに食べていれば、自分も食べれるような気持ちになります。
いくらママが美味しいよと言っても主人公の説得力には敵いません。こうしたツールはどんどん利用しましょう。 -
2. 見ため、切り方、演出方法を工夫する
同じ材料でも花形やキャラクター型だったり、楊枝に刺しているだけで食べてみようかなと思うのが子どもです。
おにぎりだって大きいより、一口大のおにぎりの方に手を伸ばします。
好きな食べ物と一緒に串で刺したり、ケチャップでお絵かきしたりと、プラスαすることで食べる意欲が断然異なります。 -
3. 必ず1コまたは1口は食べるルールを決める
嫌いなおかずをたくさん食べさせる必要はありません。
1コなり、1口なりを食べればOKにするだけで、その子は食べられたという自信がつきます。親もほめてあげてください。
ルールを守らない時は、一番大好きなおかずを減らす、または食べさせないといった取り決めをしておきましょう。
この方法で食べず嫌いを防ぎ、小さい時から多彩な材料や調理を味わうことで、味覚の訓練になります。 -
4. ママが嫌いな料理も子どもには作ってあげる
そんなことをしたら、好き嫌いを口うるさく言う親の立場がないと思われるかもしれませんが、そこは正直に話して、ママは苦手だけど○○ちゃんはどう?と、素直に言ってみてください。
3の方法をママも実行すれば、子どもと仲間意識が生まれます。 -
5. 子どもに自分で育て収穫させ、調理させる
本格的でなくてもいいのです。ママがピーマンやニンジンを育て子どもに水遣りをさせたり、収穫を手伝わせるだけで愛着が湧きます。
調理も包丁や火を使うのではなくちぎったり、こねたり、盛り付けたりするだけで調理した気になります。
こうした経験が子どもの食べ物への見方を変えてくれます。
いかがでしたか?子どもの好き嫌いは、さほど深刻にとらえず、少しずつ嫌いが減ることを楽しむくらいの気持ちで、この5つの方法に取り組むことをおすすめします。
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